しろく日記

小さなことをつらつらと

俳句紹介 15  種田山頭火 分け入っても分け入っても青い山

こんにちは👋😃 しろく です🎵

先日、尾崎放哉 作の、自由律俳句

を紹介しました❗

(興味のある方は、

「俳句紹介 12」をごらん下さい😊)

いつもの5-7-5とは違い、新鮮で、私のなかで、

とても楽しかったので、今日も、

定型破りの俳句を

紹介したいと思います🌟


分け入っても分け入っても青い山
            種田山頭火


いくら山を奥へ行っても、

ただ青い山があるだけである。

何を目的にしているのだろうか。

自分でも分からなくなっている。


自由律俳句なので季語は、ありません❗

しかし、「青い山」は、

夏の青青と茂る木々を表現しています😉

分け入っても を反復することで、

その情景が、強調されています‼️

文字数は、12文字と、

定型の5-7-5と合計では同じです🎵

そのため、リズムが

できあがっていますよね✨


また、青い山 とは、

山の描写だけではなく、青山墓地

にも通じています❗


青山墓地には、

大久保利通、元首相の犬養毅

ノーベル賞を受賞した北里柴三郎など、

そうそうたるメンバーが眠っています😅


作者の種田山頭火(たねだ さんとうか)

山口県生まれ 1882-1940

幼いころに母親が自殺。それは、

彼の性格、作品に、一生関わってきます。

後に出家し、旅に出ます。

また、

続きはいつかにしようと思います🌟

ではでは👋


#俳句
#種田山頭火
#青山墓地