しろく日記

小さなことをつらつらと

俳句紹介 22 高浜虚子

こんにちは👋😃 しろく です❕
 
今日は、俳句の歴史に触れたい

と思います🌟

まずは、一句紹介します‼️


春風や闘志いだきて丘に立つ
            高浜虚子

春風が吹くなか、私は、闘志を抱いて
丘に立っている。


まぁ、そのままですね✨


ですが、今日は、この俳句が詠まれた

背景を説明したいと思います。


まず、「俳句」を確立したのが、

正岡子規です。

今日の作者・高浜虚子(たかはまきょし1874-1959)

は、正岡子規(まさおかしき)に教わりました。

正岡子規(1867-1902)の没後、高浜虚子は、

俳句の世界からは、遠ざかっていました。

すると、

河東碧梧桐(かわひがしへきごとう 1873-1937)らの、

新傾向俳句が流行りました。

明治40年代のことです。

しかし、

新傾向俳句は、正岡子規の考えとは異なります。

そこで、高浜虚子は、正岡子規が中心に

発行していた雑誌、「ホトトギス」を継ぐ

ことになりました。


この俳句は、俳句界に戻ること、

新傾向俳句との戦いの決意を

表しているのです。


#俳句
#高浜虚子