しろく日記

小さなことをつらつらと

俳句紹介 47 河東碧梧桐

こんにちは❗

 

冬には、よく、椿の花をみかけますよね😃

 

万葉集にも、椿を詠みこんだ歌が11首あるそうです。

(万葉集は、奈良時代末期に編集された、

日本最古の歌集です)

 

今日は、椿が季語の俳句を紹介します🎵

 

では、一句。

 

赤い椿、白い椿と落ちにけり

           河東碧梧桐

 

季語は、椿で冬です😉

 

 

句意…

赤い椿が落ちた。この上に、白い椿が落ちた。

 

赤い椿と白い椿の落ちる順番には、色々な

説があります。

 

例えば、 

向こうで赤い椿が落ちた。こっちでは、白い椿が落ちた。

 

色の対比もされています❗

 

この句を、正岡子規は、印象明瞭と誉めたそうです。

 

後に、河東碧梧桐は、高浜虚子と、碧虚論争

 

を起こし、二人の思想の違いは、

 

明らかになり、近代俳句に、二つの流れが

 

できます。

 

ではでは🌟

 

#俳句

#河東碧梧桐